I believe you☆
「鈴蘭!!
今帰り??」
空の目を見て話せない。
「うん。そうだよ。」
今、ものすごく顔が、赤いと思う。
「あのさぁ・・・
その・・・
さっきの会話聞いてた??」
戸惑いながら、考える。
みんな、あたしに力を下さい。
今から自分の気持ち伝えます。
「まぁ・・・
聞いてよ。
あたしも大事な話があります。」
空の不思議そうな顔をしている。
「待って!!俺から言う。
鈴蘭が好きです。
イヤ・・
大好き。」
空から聞いた初めての気持ち。
あたしと同じ気持ちだった。
「あたしも空が好き。
ずっと前から大好きだったよ。」
やっとあたしの気持ちも伝えられた。
けど・・・
「今は、俺の気持ち受け取らないでほしい。」
ごめん・・・
空がよく分からないよ。
「鈴蘭の誕生日の日にサッカーの試合があるんだ。
その試合で点を決めたら、付き合って下さい。」
あたしの誕生日を空は知らないのに・・・
なんで知ってるの・・・