不良二人に愛されて2












立ち上がって頭を下げる。











ずっと、ずっと愛の両親に謝りたいって思ってた。











もちろん、怒られるのも承知。











「大丈夫よ、頭をあげてちょうだい」











なのに、変わらず愛のママが優しく喋りかけてくれるから涙が溢れ出てくる。











顔を上げると、あたしを優しく抱きしめる愛のママ。











「愛がこんなにも大切に思ってる友達がいるなんてね…」












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