花とキミ*秋・冬



「ちょっと‥話さない?」

「‥はぁ?」

「‥花菜ちゃんの事で。」

そういうことなら‥
「別にいいですけど。」

「じゃあ‥ちょっと行こうか。」

‥―――――――――――
‥―――――――――――――

で、今に至る。
ちなみに、雷哉は
うるさいから置いてきた。

「あ‥えーっと、まず自己紹介からかな。
俺は、薗田尋翔。
若葉高校サッカー部の2年。

それと‥‥花菜ちゃんの許嫁だよ。
年齢は1つ上だけど、
好きに呼んでくれていいよ。」

薗田‥尋翔。
花菜の許嫁――ライバルだな。

「俺は‥海谷空哉です。
‥って言っても、
名前知ってるんですよね?」



< 161 / 259 >

この作品をシェア

pagetop