花とキミ*秋・冬
3人とも、え?と言う顔をした。
それは、そうなるよね。
今まであんなに避けてたのに。
「私ね、頑張ることにしたの。
また空哉くんに好きになってもらえるように‥
だから、出来たら応援してほしいんだけど
ダメかなぁ‥?」
皆、私より背が高いから
皆を見上げて聞いた。
「‥~っもう!」
「キャッ?!」
ガバッとナツちゃんに抱きつかれた。
「そんなに可愛くお願いされなくても、
応援するにきまってるよ!」
「当たり前だよ!」
ナツちゃんの後に続いてハルちゃんも
言ってくれた。
璃菜を振り返ると、大きく頷いてくれた。
‥私、本当にいい友達持ったなぁ。
そんなことを思いながら、
じゃあ早速行きますかーって
私より張り切っているナツちゃんに
手を引っ張られて、食堂に向かった。