花とキミ*秋・冬




彼女は、私だもん。
空哉くんに聞いてみればいい話。

ただの友達に決まってるよね。

「あ‥‥」

そう思っていた矢先。

女の人が、空哉くんの腕に自分の腕を
絡ませた。

きっと‥仲いいんだよ。
そう自分に言い聞かせる。

しばらく見てたけど、
2人は人混みに紛れて分からなくなった。

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