花とキミ*秋・冬
「んー‥
本当に心当たりは無いんでしょ?
じゃあ、花菜が言ってくれるの
待つしか無いじゃない‥」
「‥んなの、待ってらんねぇ。」
「‥もっと、花菜を傷つけたいの?」
「‥は?」
「花菜は‥根拠も無いのに、
そんな事言う子じゃないでしょ?
花菜には考えが合って、
やってることなんだから‥
海谷が無理矢理、
ヨリを戻そうとしたって逆効果。
それに、花菜の意思は固いわよ?」
「だからって‥納得出来るかよ。
話さなきゃ、分かんねぇ。」
「私が、花菜と何年に一緒に居ると
思ってんの?
私に言わないことを、
海谷に言うわけ無いでしょ。
いくら海谷でも、今回は無理よ。
私と花菜の絆なめないでよね。」
その後、俺は何も言えなくなって
花菜の行動を待つと言うことで
一応、まとまった。