愛モード
間違いメール
日向side
~♪~♪~♪
ビクッ。
急にケータイの着信音が鳴ったから、ビックリした。
私、桜坂日向は、極度の人見知りで友達と呼べる人は、親友である春香と佳苗しかいない。
そんな2人も、塾や彼氏さんとデートに行っているはずだから、メールしてくるはずがない。
迷惑メールかなぁ…
とか思いながら、ケータイを開く。
件名には【久しぶり】
本文は【健だよ、久しぶりだな!いろいろ話したいし、今度遊ぼうぜ?都合良い日あったら教えてよ♪】と、書いてあった。
これって、間違いメール…だよね?
健っていう名前の友達いないし…
そもそも私、異性の友達なんか1人もいないし。
「どうしようかな…。」
間違いメールは前も何回か来たけど、何か恐くて無視しちゃってた。
だけど、今回のは…
「きっとこの人、返事待ってるよね…。」
だって、きちんと送ったつもりでいるはずだもんね。
「んー…どうしようかな…教えてあげた方が良いかな…んー…」
私は悩んで悩んで悩んで
【メールの宛先間違っていますよ。】
と、メールを送った。
~♪~♪~♪
ビクッ。
急にケータイの着信音が鳴ったから、ビックリした。
私、桜坂日向は、極度の人見知りで友達と呼べる人は、親友である春香と佳苗しかいない。
そんな2人も、塾や彼氏さんとデートに行っているはずだから、メールしてくるはずがない。
迷惑メールかなぁ…
とか思いながら、ケータイを開く。
件名には【久しぶり】
本文は【健だよ、久しぶりだな!いろいろ話したいし、今度遊ぼうぜ?都合良い日あったら教えてよ♪】と、書いてあった。
これって、間違いメール…だよね?
健っていう名前の友達いないし…
そもそも私、異性の友達なんか1人もいないし。
「どうしようかな…。」
間違いメールは前も何回か来たけど、何か恐くて無視しちゃってた。
だけど、今回のは…
「きっとこの人、返事待ってるよね…。」
だって、きちんと送ったつもりでいるはずだもんね。
「んー…どうしようかな…教えてあげた方が良いかな…んー…」
私は悩んで悩んで悩んで
【メールの宛先間違っていますよ。】
と、メールを送った。