月夜の訪問者
2乱入者
「雅様から招待状が来たわ!!」
と、言う姉さんの声に、思わずフッ、とそちらに目線をやる
「良かったわね美雪ちゃん」
と、奥様
二人とも嬉しそうだ。
私には関係無いわ
窓拭きを続ける
「"今晩、20時に我が家のパーティーにご出席願いますよう。松本美雪様"ですって!」
と、姉さんの声
これで姉さんの機嫌も、ちょとは良くなると思えば
まあ良いか
でも、元はと言えば雅のせいだし
「今、15時よ早く支度しましょう」
と、奥様に連れてかれる姉さん
どんだけ支度に時間がかかるのか
取り合えず、何かしら仕事を増やしてくれる人達が居なくなって良かったけど
私は、今のうちとそそくさと掃除を進めた。
邪魔される事が無かったので、18時には全ての仕事を片付ける事が出来た。
私は、ハーっと溜め息を吐き、離れの三人部屋に戻る
今日は、ゆっくり休もう
日頃の疲れをとるチャンスだ
「あっ友理さん」
声を掛けられ振り向く
ハニカンだ笑顔が印象的な天然パーマの髪、大きな瞳で中性的な顔立ちの警備員
と、言う姉さんの声に、思わずフッ、とそちらに目線をやる
「良かったわね美雪ちゃん」
と、奥様
二人とも嬉しそうだ。
私には関係無いわ
窓拭きを続ける
「"今晩、20時に我が家のパーティーにご出席願いますよう。松本美雪様"ですって!」
と、姉さんの声
これで姉さんの機嫌も、ちょとは良くなると思えば
まあ良いか
でも、元はと言えば雅のせいだし
「今、15時よ早く支度しましょう」
と、奥様に連れてかれる姉さん
どんだけ支度に時間がかかるのか
取り合えず、何かしら仕事を増やしてくれる人達が居なくなって良かったけど
私は、今のうちとそそくさと掃除を進めた。
邪魔される事が無かったので、18時には全ての仕事を片付ける事が出来た。
私は、ハーっと溜め息を吐き、離れの三人部屋に戻る
今日は、ゆっくり休もう
日頃の疲れをとるチャンスだ
「あっ友理さん」
声を掛けられ振り向く
ハニカンだ笑顔が印象的な天然パーマの髪、大きな瞳で中性的な顔立ちの警備員