私の執事
「ルカナ様・・・?」

「・・・・はぃぃ!?」

いきなり執事に呼ばれて変な声が出てしまった。

恥ずかしい・・・。

「次・・・行きますよ」

そういうと執事はニコッと微笑んでさっさと歩いていった。

「・・・っていうか早すぎでしょ・・」

まだあたしよく見てないんですけど・・。

まぁあとで見ればいいよね。


「あっそういえばマリア様がこの近くにいるはずです。挨拶しにいきましょう」

「・・・はぃ」

この執事勝手に進めていくな・・・。

ついてけないわ・・・。

「ルカナ様大丈夫ですか?」

「・・あ・・うん」

「それでは行きましょうか」

「うん・・・」

そうしてあたしたちはマリア様に会いに行くこととなった。
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