私の執事
「お父さん、この手紙なんなの?」

「あぁルカナか」

「ねぇ、なんなの?」

「あぁそれね。ルカナは春からお嬢様学校に通うことになったんだよ」

さっきのお母さん同様、お父さんがニコニコしながら話し出した。

「は?なにそれ?あたし、もう行く高校決まってんじゃん」

「それはお父さんが取りやめにしたんだ。」

はぁぁぁぁぁあああああ??

「意味わかんない!なんで?理由は?」

「だって、お前頭いいだろ?しかもスポーツもなんでもできる!やっぱお父さんに似たんだな~」

あんたは親バカかっ!

ってかもう親バカ通り越してるわ!!


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