私の執事
「なにここ!?」

こんなところにあたしなんかが通っていいの!?

そう不思議になるほどだった。

「ようこそ。聖マリア女学院へ」

そう思っていたとき丁度後ろから声がした。

「え?」

あたしは振り返った。

そこには学園長らしき人物が立っていた。

「あなたが今日から入学してくる桐谷ルカナさん?」

その人物はそうあたしに話しかけた。

「・・はい、そうです」

「そぅ。私はこの聖マリアの学園長をしている有馬セナよ。よろしくね」

セナさんはそういってあたしに笑いかけた。

その笑顔はとてもお綺麗で眩しいほどだった。

「よろしくお願いします!」

あたしも元気よく返した。
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