一つ屋根の下
初めての気持ち。



あの、陸斗の微笑みを見た日から1週間。



あれから、あたしは何事もなく生活している。


でも、ただ一つ。前と変わってしまった事。




陸斗の仕草、表情、声。

3つの事だけに、あのとき感じた
『初めての気持ち』
を感じる。

陸斗に、話しかけられるだけで何故か胸が苦しくって陸斗の無愛想な表情を見てたら、あの日のことを思いだしてまた、『初めての気持ち』に襲われる。


頭の中が陸斗で埋めつくされたみたいで、フワフワした気分になって幸せだった。




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