一つ屋根の下
本当の気持ち。



あたしは、ついに由香里にこの事を打ち明ける決心をした。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昼休み。


「あのね、由香里。実は、聞いてもらいたいことがあって、、、。」
あたしは、普段あまり相談なんて滅多な事がなければしないからてっきり

「えっ、何々相談って?」

みたいなリアクションを想像していたから、

「やっと、話してくれるかー。」

と、返されて一瞬「え?」となった。



でも、きっと由香里はずっと前からあたしの変化に気付いてくれていたんだね。


でも、あたしが言うまで何も聞かなかった由香里の優しさをあたしは、改めて実感した。




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