一つ屋根の下



あたしが、陸斗をわすれられなくても時間はすぎるもので、もうすぐ文化祭がある。


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「友樹くーん、そっち大丈夫?」

「うん、大丈夫だよー。」

今は、文化祭の準備中。



あたし達のクラスは、喫茶店をやることになって、あたしは友樹くんと由香里と三人で看板を作る係になった。


「ちよっとー、あたしなんか邪魔じゃない?」
と言いながら、由香里があたし達ニヤニヤした顔で、見てくる。


結局、由香里はあたし達に気を遣って別のところの手伝いに行ってしまった。


気、遣わせちゃったなぁ。





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