一つ屋根の下
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キーンコーンカーンコーン
という間抜けなチャイムの音が鳴り放課後になった。
「バイバイ、凛~。」
「うん、また明日。」
と言って、由香里と別れる。
すると、
「凛ちゃん。」
と、友樹くんに呼ばれて振り向く。
「んじゃっ、帰ろっか。」
「うんっ。」
あたし達は、友樹くんが部活が休みの木曜日だけ一緒に帰っている。
友樹くんと手を絡めると、一緒に教室を後にした。