ダーツのススメ! ~あなたの心を射止めます!~
 

「いったぁ…」


派手に転んだ音に、真弥さんが角の向こうから顔を出した。


「―――おまえ、何してんの」


「!!…え、えへ」


苦笑いをするしかなかった…。


そんな私の姿を、真弥さんは呆れ顔で見下ろしていた。


は、恥ずかしい…。


穴があったら入りたい、ってこういうことなのか…。


うぅ…。

 
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