ダーツのススメ! ~あなたの心を射止めます!~
 

「ほら」


「あ、いや、冗談…っ」


私は焦って、真弥さんから離れようとするけど、させてくれるはずもない。


むしろ、距離はどんどん縮まる。


自分が仕掛けた罠に、自分でハマってしまったんだ。


「あ。でも、条件があるけど」


「な、にそれ!?」


「さっきのに答えたら、キスしてやるよ?答えは1つしかねぇけどな」


にやっと勝ち誇ったように笑う。


「―――!」

 
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