たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 ゆうじはことみの手が

   震えているのが分かった。


 『もしもし・・・マスタ―

   このまま直帰いいですか?』

 『無茶言うてすいません・・

   はい・・・明日は出ます・・・


  はい・・・はい・・・』

 
 ことみ・・・


  『ちょっと走ろっか・・・』


  ことみは首を横に振る。


 『どうした?』

 『じゃ~・・・温かいもの買って

  またここに戻ってこよっか・・・』


 『うん・・・』

 とことみはうなづく。


 ガタン  ガタン・・・

 『はい、ことみ・・・』


 『ありがとう・・』


 車を走らせ・・・河原に戻る・・



 河原につき・・・

 ゆうじはシ-トを倒し

 空を見上げた・・・


 ことみも黙って・・・

 シ―トを倒した。
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