たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 たくまは

  『レイナちゃん・・・

    ことみちゃんの気持ち

       知ってたの?』


  『な~・・・知ってて

    あんな事してたの??』


  レイナは

  『だから?

    何よ・・・

   知ってたからって何か変わるの?

   あんな事って・・・


   セックスしなかったって言うの??』

 レイナは涙交じりの目で・・・

     怒りながら・・・

   たくまを責めた・・・。


  たくまは何も言い返せないでいた・・・


 ≪バカな事したな・・・

    今まで好き勝手した

        天罰だな・・・・≫


 『ごめん・・・レイナちゃん・・』


  『俺・・・前にも言ったけど・・・


 『イヤッ・・・

   聞きたくない・・・』


  『聞いてくれ・・・レイナちゃん』


  『イヤだってば・・・

    イヤ~~~~~・・・』

  レイナは耳をふさいで叫んだ。


 それでもたくまは

  『俺・・・レイナちゃんに少しも

    気持ちなかった・・・


   ただ・・・好きって言ってくれたから


  レイナちゃんから

     誘ってくれたから

   勢いで関係もってしまって・・・


   俺・・・ことみちゃんを見てると

   なんでか胸が

    モヤモヤした気持ちになったり

   ゆうじさんとことみちゃんが

    仲良くしてんのみて

      イライラしたり・・・


    なんか・・・どうでもいいわって


     それで・・・・

       ごめん・・・』




  
 
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