たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。

  
   キィ~・・・


 ことみとゆうじは

     店を出た・・・


 『ことみ・・・

   頑張れよ!!


  俺はやっぱりお前のその顔が

     大好きやわ。


  お店の中でのことみは

   キラキラして

    綺麗やったわ。


  だから・・・なっ!!』


  『うん!!

    私。頑張るから


   だから・・・

    ゆうじ・・・


   ずっと。見ててな!!』


  ゆうじはそっと

    ことみを抱きしめた。


 『ど・・・・

   どうしたん・・急に?』


  『何もないよ・・・
   
    ただ・・・

   元気分けちゃっただけや!!


  ほんじゃ・・・いくわ。』


  と言いながら

  ことみの頭を撫でた。


  『ん・・・

   今日はほんまにありがとう~


   今日は久しぶりに

    帰り売り上げ貢献しに行くな~』


  『ゆうじも頑張れ~』



  『ほんまかっ!!

   んじゃ~綺麗にして待ってるわ』


   『ははっはははははは!!

     またのお越しを~』


   ゆうじが見えなくなるまで

     見送った。
< 142 / 163 >

この作品をシェア

pagetop