たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。

  そう・・・

  ことみはゆうじの気持ちを

  知っていた・・・。



 でも・・・

 それが優しさだと思って・・・


 このお店は唯一のことみの

 心から安らげる唯一の

      居場所だった。


 喧嘩もできる相手もいた・・・

 泣いたり・・・

  笑ったり・・・

 怒ったり・・・


 安心できる唯一の居場所・・・


 たしかにゆうじはいい子だった。

 でも幼すぎる・・・

 年も近かった・・・


 だからこそ・・・

 友達でいたかった・・・



 女の子も男の子も


 異性とは親友にはなれないって

 皆は言うけれど・・・

 ことみはそうは思わなかった。


 ゆうじとは


 ずっと仲のよい友達で


 これからもずっとと


 思っていた・・・。
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