たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 レイナは相変わらず

 たくまくんに寄り添って

 甘えていた・・・。

 ことみは顔には一切出さずに

 「お似合いだね・・・』って

 言ってしまった。

 レイナは

 「そうでしょう~!!
  
   だってレイナは

  たくまくんの事が大好きなんだもん」


 「たくまくんはレイナの事

    好き??」

 たくまくんは

 「好きだよ・・・・
   
   可愛いし・・・

    妹みたいな感じ」


 レイナは

 「え~やだな~妹って・・・

  女としてだよ・・・」

 と言いながら

 自慢のHカップの胸を

 たくまくんの腕に

 押し当てた。

 ことみは思った


 ≪男ならあんな事されたら・・・

   落ちてしまうんだろうなって・・・≫


 ふとゆうじと目が合った・・・


 ゆうじはことみを見ながら

 変な顔して

 「ば~っか」って

 してきた・・・

 ことみは

 「ほんまにこいつは・・・」って


 思いながら


 「ば~っか」と口パクで言った。


 ゆうじのおかげで笑えるようになった・・・


 きっと不細工な顔して

 レイナとたくまくんを

     見てたんだろうな・・・


 ≪サンキュ・・・ゆうじ・・・≫

 と心の中でつぶやいた・・・。
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