たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 そんなたくまの気持ちは

 レイナもことみも

 知る由もなかった・・・


 レイナも家に帰り・・・

 たくまはそこに立ち止まり

 車の中で一人

 考えていた・・・


 そうこの時たくまは

 ことみの涙が

 気になって仕方がなかった


 「どうして・・・

  何で泣いてたのだろう?」

 「なんで・・・

   あのバ-テンと・・・?」

 たくまは気になって

  そこから動けなくなってしまった


 
 1時間位が過ぎ・・・


 たくまの携帯がなった・・・


 「もしもし??」

 
  ・・・・・・・


 「レイナです。
 
  今日は強引な事して

  ごめんね・・・

  でも、私は本気だから。」


 「後・・・

  いつまでも、ことみの家の前に

  車止めてると・・・

  通報されちゃうよ・・・」


  「後見てみ・・・」


 たくまは振り返り見てみると

 パジャマ姿のレイナが立っていた。


 レイナが歩み寄ってきて

 たくまに温かいコーヒ―を差し出した。


 「おやすみ~」

 とレイナは笑いながら言い残し

 帰っていった・・・。
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