たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 たくまも帰ろうと思い

 エンジンをかけた・・・


 ふと視線を感じ

 ことみの家の方を見ると


 窓側のカ―テン越しに写る

 ことみを見つけた・・・


 たくまは声をかけずには

 いられなく・・・

 ことみちゃん・・・と

 一度だけ呼んだ。

 ことみは気づかずに

 部屋の電気を消し

 べっドについた・・・


 たくまは少しことみの

 部屋を見つめ・・・

 帰ることにした。


 一人運転しながら

 たくまはことみの事を

 考えていた・・・


 この俺がどうして

 ことみちゃんの事が

 気になってるんだろう・・・


 その日たくまは眠れずにいた・・・


 そして・・・

 ことみもレイナも同じ様に

 眠れずにいた・・・。
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