たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 ― 次の日 ―


 朝10時・・・

 ピンポ~・・・ン

 「・・・・・・ん~・・」


 ことみは寝ぼけながら

 玄関にいった・・


 そこにはレイナが立っていた。


 「こんな朝からなんなんよ・・・」

 レイナはことみに指をさし

 「本気出すから私・・・

  たくまくんのこと・・・

  もう譲れないから・・・」

 と言いに来たのだった。

 ことみは

 「うん・・・分かった。」

 「前も聞いたし・・・

  私も本気だから・・・」

 「だから今度あう事あったら・・・

  私も携番交換するから」

 「恨みっこなしだからね」


 レイナは

 「望むところさ!!」

 と笑いながら帰っていった・・・。


 ことみは・・・

 ≪あんな事言ってしまって

  そんな度胸もないのに・・・

 つくづく馬鹿だな~・・・≫

 とつぶやいた・・・。
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