たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 ことみの心臓は

 ドキドキと

 周りに聞こえるぐらいに

 大きな音を鳴り響かせていた。




 ≪たくまくんに

   聞こえないかな≫


 ことみは必死に

  普通に装っていた。


 そんなことみを

 レイナは睨みつけていた・・・


 「ことみちゃんこっちに

         座りなよ」と


    たくまが言った。


 ことみは嬉しかったが・・・

 そっとレイナの方を見た。


    !!!!!


 レイナが悲しそうな顔で

 ことみを見ていた。


 ことみは・・・・


 「このままでいいよ。。。

    向かい合ってる方が

  話しやすいし・・・」と


 たくまは

 「え~イヤなん?

   嫌われてるん・・・オレ?」

 ≪好きだよ・・・でも・・・≫


 ことみは

 「違うよ~・・・

   仕事だし・・・

  ここからの方が周り見て

  接客できるしね~!!」


 たくまはムッっとした顔で


 「オレだけを見ろよ」

        っと・・・


 ハッっとした・・・

       たくまは・・・


 「ごめん・・・

   変な意味じゃなくて」

 たくまの心の中は

 ≪何言ってんだ・・・オレ?

   訳わかんね~・・・≫


     っと叫んでいた・・・。

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