たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 ことみは自分のぺースをつかみ

 楽しみながら接客を

 していた。

 たくまが

 「ことみちゃんって

  ほんまに楽しそうに

  仕事してるな~・・・」

 ことみは

 「だって楽しいんだもん!!」

 『私の天職だと思ってるもん』と

 めいいっぱいの笑顔で答えた。


 ・・・・・・・

 たくまは

 『凄いな~・・・

  プライド持ってるって

  ほんまに凄いな・・・』と

 ≪たくまの心が高鳴った

        瞬間だった≫

 だが・・・この時・・・

 たくまはまだ自分の気持ちに

 気付いていなかったのだった。


 たくまとことみは

 ビールを6本空けていた・・・

 少し酔っていて

 ハイになりかけていた。

 たくまがことみの腰に

 手をまわした・・・


 ことみはドキドキしていた。


 「な~ことみちゃん

  そろそろほんまの携番

   教えてよ~」

 「俺・・・ことみちゃんと

  ゆっくり喋りたいねん・・・」


 「まだあかんか?

   まだ信用ないか・・・」


 「俺・・・ほんまは

   あの時かなり

   ショックやったやで」


 「ことみちゃんと話したくて

  電話したら・・・

   レイナちゃんの携番やったやん。」


 「マジ・・・へこんだんやで・・」

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