たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 
 ことみは

 「ごめんって・・・

  だから罰として

  イッキしたやん~」

 「たくまくん

   酔ってんの?」


 「ふふふっ。

   可愛いな~♥♥」


 たくまがことみの肩に

 手をまわし・・・


 「ふざけんな・・・」と

 耳元で言った・・・


 たくまは心の中で


 ≪どうしたんだ?オレ・・・

  何マジになってるんだ・・・

  何言ってるんだよ・・・≫

 と思っていた・・・。

 ことみは

 「どうしたの?

  何かあったの?」

 心配そうな顔をして

 たくまの顔を覗き込んだ。

 するとたくまは


 「・・・・・」

 顔を赤らめて

 「顔・・・近過ぎって・・」

 「なんもないよ・・・

  ごめん。。。

 チョッと飲みすぎかな?」

 ことみはそっと

 水を差し出した。

 たくまは

「ありがとう」と

 水を飲んだ。
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