たったひとつのぬくもり・・・         それが貴方でした。。。
 ママが

  「いいよ・・・

    泣かなくっても。

  無理強いはしないから


  仕事の事も

  しっかりやってくれて

  ほんまに助かってる

       ありがとう・・・」

 「今日の事でやりづらくなって

  辞めるのだけはやめてね・・・

  明日からまた

   よろしくね・・・」

 「じゃ~・・・

  レイナと約束あるんでしょう~」

   「いってらっしゃい」


 「はい・・・

  失礼します・・・

  ママ・・・お疲れ様でした」


 ことみはママに一礼して

          店を出た。


 ことみは店を出た瞬間・・・

 全身から力が抜けて

 座り込み悔し涙を流した・・・。


 泣くだけ泣いたら・・・

 レイナの所に向かった。


 ≪怒ってるだろうな~・・・

   やばいな・・・

  目腫れてるんだろうな・・・≫


 足早に向かった・・・。
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