終夜よすがら〜大好きな人を一晩中想う〜
「 はぁ…。 」
大きなタメイキをついて受話器を持った。
私の彼氏
牡丹くんの家に電話する時は
いつも緊張する。
「 はい、
牡丹でございます。 」
「 あの、
私…小豆と申しますが、
鈴登くん
ご在宅でしょうか? 」
「 あれ?
小豆さん?
今日は一緒にドライブじゃなかったかしら?
朝から居ないわよ。 」
「 そうですか…
今日は一緒じゃないです。
わかりました。
電話があったことだけ伝えてください。 」
電話をすると
時々あるんだよね。
自分の名前を伝えると…
「 今日、
一緒じゃないの? 」
朝から鈴登くんが車で出掛けていると、
私とって思われてるのかもしれないしなぁ…。
私は一人
家で大好きなクッキーを作っていた。
何かしていないと
寂しくって
おかしくなりそうになっていたから…
気がついたら!
あまりにも作りすぎてしまったクッキーを
仕事から帰宅した父親が微笑みがら
「 明日会社に持っていっていい?
小桜のクッキー
みんなに好評だからね。 」
父親は1つ食べて笑っていた。
自分で作ったもので
笑ってくれるのって
やっぱり嬉しい!
鈴登くんも
美味しそうに食べてくれるんだよねぇ。
大きなタメイキをついて受話器を持った。
私の彼氏
牡丹くんの家に電話する時は
いつも緊張する。
「 はい、
牡丹でございます。 」
「 あの、
私…小豆と申しますが、
鈴登くん
ご在宅でしょうか? 」
「 あれ?
小豆さん?
今日は一緒にドライブじゃなかったかしら?
朝から居ないわよ。 」
「 そうですか…
今日は一緒じゃないです。
わかりました。
電話があったことだけ伝えてください。 」
電話をすると
時々あるんだよね。
自分の名前を伝えると…
「 今日、
一緒じゃないの? 」
朝から鈴登くんが車で出掛けていると、
私とって思われてるのかもしれないしなぁ…。
私は一人
家で大好きなクッキーを作っていた。
何かしていないと
寂しくって
おかしくなりそうになっていたから…
気がついたら!
あまりにも作りすぎてしまったクッキーを
仕事から帰宅した父親が微笑みがら
「 明日会社に持っていっていい?
小桜のクッキー
みんなに好評だからね。 」
父親は1つ食べて笑っていた。
自分で作ったもので
笑ってくれるのって
やっぱり嬉しい!
鈴登くんも
美味しそうに食べてくれるんだよねぇ。