終夜よすがら〜大好きな人を一晩中想う〜
「 佐久穂くん…、
待って…、
あのね…、
私ね、
佐久穂くんが…、
大好きなの!
だから…。 」
「 だから…何? 」
「 だから…
手を繋ぎたいです。
私を…
キライじゃなかったら…
ダメですか? 」
つかんでいた手首から
手を繋いでくれた
そのまま歩き出した佐久穂くんは
「 好きじゃない女の子に
何かを買うほど金持ちじゃないよ、オレ。 」
私を見ることなく
まっすぐ前を向いて
独り言のようにつぶやいている。
「 えっ?
それって? 」
「 やっぱり小海って
バカか? 」
「 バカって、ひどくない? 」
「 波夏はオレの前ではバカでもいいけどな…、
そこが可愛いとか言われてたりするんだぞ!! 」
???
私やっぱりバカかもしれないわ。
わかんない!
「 だ、か、ら、
オレも波夏が好きだってことだよ。 」
手を繋いでいるだけだったのに、
ラブ繋ぎになっていて
私はビックリして佐久穂くんの顔を見たら
いつもと同じクールな横顔だった。
「 東浦、どこで食事するか決めた? 」
その声で2人は
手をパッと放して振り向いた。
けど、
私たちはそのままラブ繋ぎをしていた。
突然始まった4人のラブストーリー。
プレゼントされたネイルカラーのように、
ピンクの可愛い恋をしていきないなぁ。
「 波夏、
ボーッとしてないんだよ! 」
クールな佐久穂くんと
あつい夏になりそうです。
end
待って…、
あのね…、
私ね、
佐久穂くんが…、
大好きなの!
だから…。 」
「 だから…何? 」
「 だから…
手を繋ぎたいです。
私を…
キライじゃなかったら…
ダメですか? 」
つかんでいた手首から
手を繋いでくれた
そのまま歩き出した佐久穂くんは
「 好きじゃない女の子に
何かを買うほど金持ちじゃないよ、オレ。 」
私を見ることなく
まっすぐ前を向いて
独り言のようにつぶやいている。
「 えっ?
それって? 」
「 やっぱり小海って
バカか? 」
「 バカって、ひどくない? 」
「 波夏はオレの前ではバカでもいいけどな…、
そこが可愛いとか言われてたりするんだぞ!! 」
???
私やっぱりバカかもしれないわ。
わかんない!
「 だ、か、ら、
オレも波夏が好きだってことだよ。 」
手を繋いでいるだけだったのに、
ラブ繋ぎになっていて
私はビックリして佐久穂くんの顔を見たら
いつもと同じクールな横顔だった。
「 東浦、どこで食事するか決めた? 」
その声で2人は
手をパッと放して振り向いた。
けど、
私たちはそのままラブ繋ぎをしていた。
突然始まった4人のラブストーリー。
プレゼントされたネイルカラーのように、
ピンクの可愛い恋をしていきないなぁ。
「 波夏、
ボーッとしてないんだよ! 」
クールな佐久穂くんと
あつい夏になりそうです。
end