six Year.
「珂南ちゃん、ナースステーション寄っていい?」
「どーぞ?」
「ありがと、あとさ、咲ちゃんと同じがいい?今結構空きがあるから…」
咲ちゃんと同じ病室?
なんか不思議…
でも、小学生組よりいいかな…
「咲ちゃんと同じ病室がいいです」
「そっか、ぢゃあナースステーション寄ってから分かると思うけど病室に案内するね?」
「はーい」
ナースステーションには
夏織ちゃんがいた
私は佐藤せんせーが仕事してる間夏織ちゃんの所にいた
「珂南ちゃん、大丈夫なの?」
「きーて!!入院とかありえない」
「肺炎なんでしょ?大丈夫、
だんだんそんなこと言う元気も無くなるから」
「そーなの?まぢ無理」
「安静にしてれば2週間で退院出来るから」
「まぁ夏休みだからいいけど」
「そうだったね、しかも咲ちゃんと同じ病室なんてしょ?」
「うん、わたしもいま聞いた」
「珂南ちゃんのこと見張ってもらわなきゃ」
「またぁー」
「あんまり咲ちゃんに負担かけるようなら病室変えるからな」
と急に佐藤せんせーの冷たい声が聞こえた
「せんせー仕事終わったんですか」
「うん、だから病室いこうか」
「はぃ!夏織ちゃんばいばい」
「なんかあったらコールして」
「ありがとーございます」
そう言って
ナースステーションをでて
佐藤せんせーと
咲ちゃんの所に向かった