six Year.

入院

｢あっ珂南ちゃん!どーしたの？｣





｢今日からよろしく｣






｢え？もしかして新しく来る子って珂南ちゃん？｣





｢うん｣






｢いやになったらいつでも俺に言ってねー｣






｢そんなことあるわけないぢゃんねー咲ちゃん♪｣






｢う、うん…｣







｢早速咲ちゃん嫌がってるね｣






｢そんなことないし…ってか佐藤せんせー仕事は？｣






｢…あ、そうだった。ぢゃあ俺
戻るねー｣





｢はーい｣






｢なんかあったらコールしてー｣






｢何もないから大丈夫｣






｢どーだかね、咲ちゃん。珂南ちゃんが静かになったらとりあえずコールしていいからね｣






そこまで私、うるさい？


いやいや、せんせーのほうが
うるさいぢゃんね？







｢珂南ちゃんの面倒は私が見るから安心して仕事もどってね｣






｢ありがと、咲ちゃん。
ぢゃあ２人ともばいばい｣







｢｢ばいばーい｣｣







｢おぅ、ぢゃあ夕食の時にきてやるからねー｣





｢…｣






｢そんな喜ぶなって｣






｢逆にです、悲しんでるんです｣






｢そうなのーまぁぢゃあな｣






｢うん｣







そしてせんせーは仕事に戻っていった