six Year.
「41.2…か」
「…」
「今度はただの嘘か」
「違います!
その体温計、壊れてます」
「正常だよ?珂南ちゃん」
「違う…もん」
「分かったから、それよりご飯食べれるか?」
「食欲なぃ」
「まぁそうだろうねー」
「ぢゃあ咲ちゃんだけ食べよっか」
「はーぃ」
「珂南ちゃんは後で夏織さんに
点滴してもらおうね」
「え?点滴…しないんぢゃ…」
「最低限って言ったよね?」
「ずるっ」
「食べない限りずっとだからな」
「せんせー嫌い」
「はいはい、ぢゃあ夏織さん連れてくるね〜」
「…」
返事をしないでそっぽを
向いていると
せんせーは部屋から出ていった