Love of space 1

好きだから






トキは知らない間に過ぎて期末テストも終わっていた。


もうすぐ冬休み。


冬休みに入って最初のイベントが



”クリスマス”

俺はそのためにプレゼントを買いに街に繰り出した。


そしてなぜか横には


『はぁ~』

大きな溜め息をつきたくなるよう2人。


藍葉と清水大和。


『なんでお前らがいるんだよ…』

2人は俺を軽く睨んでいる。


『なんだよ………??』

首を傾げるが


「先生のためでしょ?!

今日は零のプレゼントを買いに来たワケじゃん??
で、女心が分からない先生のためについてきたんじゃん??」

と、藍葉の渇に俺はひるむ。


やっぱりコイツには勝てないや…


『で、どこ行くんだよ??』

たるそうな大和。

コイツとはいろいろあったが今ではかなり仲が良くなっている。


「せんせーは何買うつもり??」

藍葉の質問に俺は


『エプロン。』

と、即答。


『なんでエプロンなんだよ??』

大和は渋い顔。

藍葉は無表情。


『零は料理好きだから、エプロンって必需品じゃん??』

だから俺はエプロンにすることにした。


なかなかいい案じゃね??

「へぇ~意外に分かってんじゃん。」

藍葉は感心している。

『うるせーよ。』

そして俺たちはエプロン探しに出かけたのだった…






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