Love of space 1
「色男のお二人さん♪」
そこへまたやってきたのは勿論、美希。
『『うるせーよ。』』
裕司と2人で叫んだ。
『おっと?!次はモテ男の2人が叫びますかぁ?!?!』
テンションが高い幹事から指名入りました~
『どーします??』
裕司に意見を求める。
『俺らも告白しちゃう?!』
裕司の言葉に頷く俺。
そして2人で前に行く。
俺の前の好きな人は”美希”
このことを知ってるのは数少ないんだよな…実は。
って裕司は誰が好きなんだ…??
『俺は…ずっと前から…秋平が好きでした!!』
っておい、裕司…
そっちかい…
みんな爆笑している。
『俺もずっと前から裕司が好きだったぜ??』
なんて裕司に便乗する俺。
これで…よかったんだよな??
『また連絡しろよ~
俺、こっちだから、じゃあーな』
あれから結局3次会まで行き、もう朝が明けそうな時間だ。
「ねぇ…家まで送っててよ。」
酒でベロベロに酔った美希。
俺にとことん甘えてくる。
仕方ない…こんなに酔ってちゃ危ないしな。
お酒に強い俺はあまり酔ってない。
『お前んち、どこ??』
道端に座り込んでしまった美希をおんぶする。
相変わらず軽いな…
なんて考えている俺。