Love of space 1




俺は近くにあった缶ビールを手に取った。


『おい、秋平!!

ちょっと、落ち着けって!!!!』


と、言う祐司の声や


「しゅーへい?!?!

何考えてるのよ??」


と、言う美希の声を無視する俺。


そしてビールを一気飲み。



涙を堪えてのビールを一気飲みと、いうのは







………結構キツイ。



途中で咽せそうになった。


けど俺は、やめなかった。



とにかく冷えたビールが喉に染みこむ、その感覚が気持ちよかった。



『大丈夫か?秋平??』


ビールを飲み終えた俺に声をかける祐司。



俺はコクンと頷いた。



でもちょっと頭がクラクラする。



うん、でも気のせいだよな。








< 154 / 251 >

この作品をシェア

pagetop