Love of space 1
『じゃっ俺、明日朝早いし帰るわ!!』
祐司はそう言って立ち上がった。
そして美希と何か言葉を交わし帰って行った。
『祐司と何話してたんだ??』
と、俺が聞くと
「内緒」
と、美希。
なんの内緒話なんだ??
俺は首を傾げながらもまたビールのふたを開けた。
明日は二日酔いだな。
まっいいか。
たまにはこんな日もありだよな。
そんな風に自分で自分を納得させてお酒を口に運ぶ。
「しゅーへい、いい加減飲むのやめたら??」
美希が何度もそんなことを言っていたが
俺はオールシカト。
こんなに飲んだらヤバイな。
と、思っていたらいつの間にか俺は眠りに落ちていた……。