Love of space 1
「しゅ…へい…。」
美希は急に目を開けた俺を見てビックリしている。
ってか、もしかしてさっきのは
…………キス??
俺は美希にキスをされたのか?
どうして…??
なんで…??
『お前…俺になんかした??』
俺はゆっくりと体を起こした。
だって、俺の頭が美希の膝の上にあったから…。
「うん、したよ。
………キスしたよ。」
美希はなんの詫びれもない様子ではっきりと答えた。
『どうして…どうしてそんなことした??
俺はお前の彼氏でもなんでもないだろ??』
俺は美希から少し離れたところに座り直した。