Love of space 1
「先生。」
いつものように調理室で皿を洗っている俺。
そこへ誰かが入ってきた。
『…………西城。』
入ってきたのは零だった。
どうして、お前はこんなところにいるんだ??
「先生。」
零は俺を呼ぶ。
ふと、顔を上げると泣いていた。
『西城??』
目からボロボロと涙を落とす。
なんで泣いてるんだ…??
誰が泣かせたんだ…??
俺は零に近づく。
『零。』
そう呼んだ俺は零を抱きしめた。