Love of space 1
挑発
『しつれーします。』
次の日の授業後。
俺は調理室を歩き回っていた。
そこへ俺のライバル、
清水大和がやってきた。
『よぉ!清水!!』
俺は片手をあげて清水を向かい入れる。
『どーも』
清水は俺に軽く頭を下げる。
『まあ座れよ。』
ぎこちない俺と清水。
お互いに西城のことが好きなんだから仕方ないか…
『俺、教師がやっちゃいけないことってあると思うんですよね。』
清水を俺を睨む。
まあコイツが言いたいことはだいたい分かるんだけどな。
『何か分かります??』
挑発するような目を俺に向ける清水。
『生徒に恋愛感情を持ち込んではいけないってことか?』
俺は清水から視線を逸らす。
『へぇ~
分かってたんですね…。
ちょっと意外でした。』
皮肉を飛ばす清水。