Love of space 1
『で、何か用??』
投げやりな俺。
そんな俺を見て清水は
『そんなに零のこと好きなの??
あっそうそう…。
もうすぐ零来ると思うよ??』
と、言って笑った。
『はっ?!なんで…?!?!』
驚きを隠せない俺。
『実はさ…俺振られちゃった。』
清水はそう言って恥ずかしそうに頭をかいた。
『うん…。まあそういうことだから』
清水は
『頑張ってね~』
と、言って調理室を出て行った。
俺の頭は思考停止。
清水は西城に振られた。
これは分かった。
だけどなんで西城が今からここに来るんだ?
いや…出鱈目かもしれない…