Love of space 1
『考えたって仕方ないか…』
俺はそう呟いて今日の授業の片づけをやり始めた。
それから10分経ったが西城が来る気配も感じられない。
『俺…大丈夫か??』
もし…もしだよ??
本当に西城が来たら俺はどうする?
前と同じように西城に接すること…できるか??
こ…ここは…俺の演技力が試されるワケか??
俺は…どうするんだ??
お皿を洗っていたのにもかかわらず俺は物思いに耽っていた。