Love of space 1
「ちょ…マジせんせーさ…」
と、ドアのほうで憂鬱そうな声がした。
『ぅおっ?!藍葉…?!?!』
振り向くとそこには藍葉未来の姿が…
「なんでここにいるの?みたいな感じの話かな??」
ニヤッと笑う藍葉。
コイツ…まさかの超能力者…?!
「あたしは超能力者でもなんでもありませんからぁ~」
また俺の思っていることを当てた藍葉。
「ってそんなことじゃない!!」
いきなり叫んだ藍葉。
『なんだよ…お前…。』
ってかコイツ、タイミング悪すぎ!!
零と入れ違いになってんじゃんかぁ!
「悪いんだけど…正直に答えてくれる??」
急に真剣になった藍葉。
コイツも零と同類で、
コロコロと態度が変わる。
零は可愛いけど、
藍葉は扱いにくくなる…。
なんて言ったら藍葉に殺されるかな?