Love of space 1
『で、何を正直に答えればいいワケ??』
藍葉は机をバンッと叩き」
「せんせーと零は付き合ってるんだよね??」
と、言った。
どーせ分かることだし、言ってもいいか。
俺は
『まあ…そうだね。』
と、言った。
藍葉はそのままイスに座り込む。
「やっぱりか……」
『ん?何がやっぱりなんだ…??』
「せんせーと零が付き合ってること。」
素っ気なく俺の質問に答える藍葉。
『お前、零のことが気になって仕方ないんだろ??』
ニヤッと笑う俺。
藍葉はそんな俺を見て
「はぁ~」
と、大きな溜め息をついた。
「せんせーは零から全部聞いたんでしょ?
あたしの言ってること…おかしいかなぁ~」
藍葉は机に突っ伏す。