Love of space 1
『ふぅ~やっと終わった。』
明日の準備を終わらし
時計を見るとジャスト6時。
職員室に顔を出し先生方に
『お先に失礼します。』
と、頭を下げて学校を出た。
そして車を走らせること30分。
零のマンションについた。
【ピーンポーン】
インターホンを鳴らすとすぐにドアが開く。
ひょこっと顔を出した零はなぜかエプロン姿。
『よっ!!零』
ふと甦る記憶。
…………夏休みの終盤。
ここで俺は零に別れを告げたんだっけ…??
あんときの俺、
すげぇダサかったよな…
少しはマシになったかな…?
「先生、そこ座って。」
俺は零に言われた通りにソファに座る。