空から君へ
輝きの中で
見つけた答えは永遠に輝くものだった。
ずっと
ずっと
想い続けるよ…。
君だけを。そして―――…
最後の物語も始まる。
体調が悪くなっていくにつれ、絢が心配そうに顔を歪める。
暗い顔するなよ。
でも…苦しい…っ
「っ…もうダメかもしんねぇ…」
「陽!諦めないで!絢が支えるから!」
何かが俺を苦しめた。
「っ…うっ……っ」
俺はまた…
検査にまわされるんだ・・・。
遠のく意識の中
俺が思い浮かべたのは
今まで見てきた……
今までで出会ってきた人たちの
――――笑顔だった…。