涙のカケラ
退屈な日々
優人side
どうせ、こうなるんだと思ってた…。
絶対、あいつからまた別れ話的なのをされると思ってた…。
おれはもう、美咲を忘れることにした。
「優人くんっ!」
女はいつものように俺によって来る…。前までは美咲が嫌がるだろうから避けてきたけど今は別だ。
「んだよ…。」
「え?…えっと。」
俺が言葉を返したことといつもと口調が違うので驚いたのか、言葉を探している。
と、そこに
「優人!!」と、叫ぶ洋介。
俺は女の子に一言言って洋介のところへ駆けつけた。
「なんだよ」
「それが…美咲ちゃんがっ!」