涙のカケラ








やっと、病院についた。




「美咲!!美咲!!しっかりしなさい!!」



美咲のお母さんが美咲に駆け寄ってきた。




「美咲さんをここに…。」





医者が担架を持ってきた。俺はそこに美咲を乗せた。






安心でか…俺は足の力がぬけてその場に座り込んだ。







「優人くん…ありがとう。」





「あ、いえ」




美咲のお母さんが手を差し伸べてくれた。





美咲のお母さんもよほど心配したのか、目頭が赤い。





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