たいせつなモノ
抱き合う私たちに




話しかけてきたのは




叶だった。







「もう辞めたんかと思ったわ。」





その言葉を聞いた瞬間




涙がさっとひくのを感じた。





「あ?辞めた??




アホちゃうん?




多輝がダンス辞めるわけないやろ!」




私が言い返そうとしたとき




私が言うよりも早く




希望が言い返していた。





「は?希望にはゆうてへんから。




黙れや。」




叶と希望の間に




険悪な雰囲気が漂う。





《やばい…》





「ちょ、二人とも…」






チャラチャラチャン〜♪




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